ごあいさつ

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創業150余年

当店は慶応二年(1866年)、長崎市万屋町(現在は浜町)で、吉田宗吉信武が【吉宗】を屋号として、茶碗むし、蒸寿し専門の店として開業したのが始まりです。

食文化豊な長崎で育まれた当店の茶碗むしと蒸寿しは、吟味された材料と独特の手法で調整し、その素朴な味は永年多くの皆さまに親しまれております。
浜町の吉宗本店は昭和二年(1927年)に建設され、平成二十四年(2012年)に父・徹の代において代々の念願であった改修工事を叶えることができました。吉宗独特の趣はそのままに長崎町家の伝統的意匠である中庭を再現、おかげ様で「長崎都市景観賞・激励賞」をいただくことができました。

長崎の山海の幸を生かした家庭の味を、
初代の原点を忘れず護り続けて150余年

吉宗の茶碗むしは「一子相伝」の味として、代々受け継がれ現在に至っております。今後、いつまでも変化しない本質を忘れない中にも、現代に応じて変化するという「不易流行」の考え方を大切にし、淀みなく新しい真理を追究し、お客様のご要望にお応えしてまいります。

長崎の地に育まれた伝承の味。創業以来150余年、暖簾の重みを受け止め、初代吉田宗吉信武からの茶碗むしへの思いを変わることなく受け継いでまいります。
本日は吉宗のWebサイトへおいで下さり、ありがとうございます。

七代目 吉田宗由

七代目 吉田宗由